ビアトリクス・ポター
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作者紹介

 1866年、イギリス生まれ。

 父親(法廷弁護士)がコールデコットの原画を30点以上も収集していたほどのコールデコットファン。

 ポターは30歳の頃、コールデコットやウォルター・クレーンの影響が濃い、ブックカバーや挿絵や絵本などの習作を作っていた。

 知人の子どもに宛てたポターの絵手紙(1893年9月4日付)が
ピーター・ラビットの発端。
 その7年後、その手紙を元に1冊の絵本を作ったが、すぐに適当な出版社が得られず私家版でまず出版した。好評を得る。

 絵をカラーにするならという条件で、フレデリック・ウォーン社が商業出版を引き受けた。

 ポターは天性の画才、丹念な観察力、抜群の記憶力、恵まれた環境を
もっていた。

 ポターの描き方は、線画のドローイングが基本。
絵とことばの連動も素晴らしい。
(絵が、文章には書かれていない物語を語っている)

 若い頃、シェイクスピアの全戯曲を完全に暗誦し、旧約聖書(特に詩篇)を反復朗読し、自分の文章を磨いた。

 単音節語より多音節語を愛用した。ヘレン・オクセンバリーの作品にも
見られる。

 ポターは、昔話、伝説、わらべ唄を好んだ。

 ピーター・ラビットの話には、コマドリがよく絵だけ登場するが、
それはコールデコットの作品から習った。
(マーシャ・ブラウンの「パンはころころ」でも、キツネが登場すると小鳥が出てきて、パンを心配そうに見ている。)

 ポターが39歳のとき、初めて家族に反抗し、ノーマン・ウォーンと婚約したが、彼の突然の死によってやっとのことで家から脱出できるという望みは消えた。(ポターは、両親に束縛されて育ったとのこと)

 47歳のときウィリアム・ヒーリスと結婚し、なんとか親の束縛を逃れることができた。

 結婚後の彼女は、作品を生み出すことはほとんどなかった。
良き妻、優秀な農場経営者、ハードウィック種の羊の飼育者であるヒーリス夫人となった。

 イギリスの田園の熱心な保護者となり、湖水地方の美しさを守るために、財産のほとんどをナシャナル・トラストに残した。

 1943年、他界。

ビアトリクス・ポター 作
 (福音館書店)
「ピーターラビットのおはなし」


昌蓮のつぶやき

 ピーター・ラビットを生んでくれたポターに感謝の気持ちでいっぱいです。

 ピーター・ラビットに出てくる田園風景は、今でもほとんど変わらないとのこと、これからもずっと残ることを願っています。

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