日本の一年
創作オリジナル、児童文学、小説、ショートショート、エッセイ 「ことば遊びの部屋」
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日本の一年


「 幽玄 」

日本という国の尊さ
日本人という民族の奥ゆかしさ
日本語という言語の美しさ
日本文化という伝統の奥深さ




「 元旦のうた 」

あさひが サンサン ふりそそぐ
おみずで バシャッと かおあらい
キッチン ポカポカ あったかい
きょうは がんたん おめでとう

おもちが プクッと ふくれてる
ホッペが ポロリ おっこちそう
いもうと フーフー さましてる
かぞくで そろって おぞうにだ

ボクだけ ソワソワ まちどおし
おとうと ワクワク せかしてる
かあさん ニコニコ 手のなかに
ことしも としだま うれしいな

さいせん チャリン いれてから
とうさん ガラガラ すずならし
みんなで パンパン 手をたたく
ねがいごと いのるよ はつもうで



朝日が サンサン 降り注ぐ
お水で パシャッと顔洗い
キッチン ポカポカ 暖かい(あったかい)
今日は 元旦 おめでとう

お餅が プクッと 膨れてる
ホッペが ポロリ 落っこちそう
妹 フーフー 冷ましてる
家族で そろって お雑煮だ

ボクだけ ソワソワ 待ち遠し
弟 ワクワク 急かしてる
母さん ニコニコ 手の中に
今年も 年玉 嬉しいな

さい銭 チャリン 入れてから
父さん ガラガラ 鈴鳴らし
みんなで パンパン 手をたたく
願い事 祈るよ 初詣




「 節分のうた 」

鬼は外 福は内
鬼は どこから来る?
心の暗いところ 闇から来る
心の闇って どこにある?
憎しみの気持ちにある
欲深な気持ちにある
不平不満の気持ちにある

福は どこから来る?
心の明るいところ 光から来る
心の光って どこにある?
感謝の気持ちにある
素直な気持ちにある
思いやりの気持ちにある

鬼は外 福は内
豆一つ食べて
イヤなこと三つ忘れよう

鬼は外 福は内
豆一つ食べて
いいこと三つ思い出そう

鬼は外 福は内
豆一つ食べて
楽しいこと三つ考えよう




「 桃の節句のうた 」

いつもは おてんばな おんなのこ
きょうは しずかに すましがお
はながらもようの きものきて
もものせっくを いわいます

おかあさん うまれたときに やってきた
ななだんかざりの ひなにんぎょう
いまは おだいりさま おひなさま
ふたりだけが のこっている

いつもは あわてんぼう おかあさん
きょうは しとやか おちついて
おすいもの ごもくずし ならべます

やさしい えがおの おばあちゃん
おなか ペコペコの おにいちゃん
にほんしゅ だいすき おとうさん
みんなで いっしょに いただきます

さんがつ みっかの ひなまつり
すてきな じょせいに そだちますよう
こころのなかで いのります



いつもは おてんばな女の子
今日は 静かに澄まし顔
花柄模様の着物 着て
桃の節句を祝います

お母さん 生まれたときにやって来た
七段飾りのひな人形
今は お内裏様 お雛様
ふたりだけが残っている

いつもは慌てん坊お母さん
今日は しとやか 落ち着いて
お吸い物 五目寿司 並べます

優しい笑顔のおばあちゃん
お腹ペコペコのお兄ちゃん
日本酒大好き お父さん
みんなで一緒にいただきます

三月三日のひな祭り
素敵な女性に育ちますよう
心の中で祈ります




「 お彼岸のうた 」

さびしい・・・サビシ〜イ心は気付いていないだけ
血を分けてくれた先祖たちは いつも見守ってくれている
姿は見えなくても いつもそばにいてくれている

さびしいときは 先祖のお墓を掃除しながら話しかけよう

あれもこれもホシイ〜 欲望の心は気付いていないだけ
血を分けてくれた先祖たちは 必要なものを与えてくれている
形は見えなくても いつも導いてくれている

欲望にかられたら お花とお線香を持ってお墓参りをしよう

春はボタモチ 秋はオハギをお供えして
先祖と一緒にいただこう

私のいる こっちは此岸(シガン) 悩みと苦しみの世界
先祖のいる あっちは彼岸(ヒガン) 悟りの世界

昼と夜の長さが同じ 彼岸の中日
かたよらない心を持つ 中道を志す日

さびしいときは たくさん たくさんいる先祖たちを心で思おう
欲望にかられたときは 先祖の好物をお供えして一緒にいただこう
子孫が思い出してくれれば 先祖たちは喜んでいる

春の彼岸 秋の彼岸 ・・・いつだって
子孫がお参りに来るのを 先祖たちは待っている




「 子どもって? 」

子どもって?

ボクはお父さんとお母さんの子ども
お兄ちゃんもお父さんとお母さんの子ども
お父さんはおじいちゃんとおばあちゃんの子ども

ボクは子ども料金で
お兄ちゃんは大人料金 中学生だから

お母さんはお兄ちゃんに
”まだ子どもだからダメ”って言うよ

おばあちゃんはお父さんに
”いくつになっても お前は私の子ども”って言うよ

お父さんはボクに
”お父さんは大人だからいいんだ”って言うよ

子どもって?

おじいちゃんはボクに
”『子ども』って箱から こんなに出てきたぞ”って言ったよ

『わんぱく いたずら あばれんぼう
 わがまま よくばり えばりんぼう
 なきむし よわむし あまえんぼう
 元気 希望 冒険心 』 

ふたりが言ったよ
”お父さんとおじいちゃんも まだ少し『子ども』が残ってるよ”って

今日は5月5日端午の節句 こどもの日




「年の暮れうた」

まどを キュッキュッ
ゆかを サッサッ
トイレ ゴシゴシ
かぞく みんなで 大そうじ

ざぶとん パンパン
クロスを パタパタ
ことしの ホコリを
ぜんぶ はらって う〜スッキリ

だいこん トントン
すりゴマ ゴリゴリ
おなべは コトコト
おせち料理の できあがり

おそば ツルツル
かねが ゴーンゴーン
かぞく そろって
ことし 一年 ありがとう



窓を キュッキュッ
床を サッサッ
トイレ ゴシゴシ
家族みんなで大掃除

座布団 パンパン
クロスを パタパタ
今年のホコリを
全部はらって う〜スッキリ

大根 トントン
すり胡麻 ゴリゴリ
お鍋は コトコト
おせち料理の出来上がり

おそば ツルツル
鐘がゴーンゴーン
家族そろって
今年一年 ありがとう




「 もちつき 」

おいしょ こらしょ うんしょ どっこいしょ
ぺったん こったん ぱったん ぺったん
今日は めでたい もちつきだ

うんとこ ふんばれ よいこら がんばれ
おいらの 力の見せどころ
ハイハイ ホイホイ 調子あわせて
わたしゃ しなやか見せどころ

もちだ もちだ つきたて できたて
さあ さあ みなさん 食べなされ
弾力あるよ 伸びがいいよ
しっかり噛んで 食べなされ

あんころ きなこ おろし大根 納豆もち
いろいろあるよ 雑煮もあるよ
今日は 晴天 もちつきだ




「五つの柿の実 」

この柿の実 ツヤツヤ ほどよい朱色
この柿の実 パタパタ 白い粉ふいている
この柿の実 ポツポツ 黒い点々あって
この柿の実 グチャ〜 あま〜く熟している
この柿の実 ガブリッ 半分カラスに食べられた




「カリン 」

庭にカリンの実がなったよ
薄い黄色の実だよ
カリンカリンって音が鳴り出しそうな形をしているよ
おばあちゃんがカリンあめ作ったよ
トロ〜リ のどにやさしいよ




「 短いうた 」

(1)
日本には元旦、立春、新年度・・・新たな気持ちになれる日が幾つかあって助かる!


(2)
日本には八百万(やおよろず)の神々がいると言う
頼れるものが沢山いてくださるのは心強い


(3)
日本では神仏習合(しんぶつしゅうごう)と言う
神様と仏様の仲が良いと私もホッとする


(4)
日本酒好きな私
京都の松尾大社では
ことのほか念入りに祈る
”美味しい日本酒を届けてください”と




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