母親のうた
創作オリジナル、児童文学、小説、ショートショート、エッセイ 「ことば遊びの部屋」
作品メニュー
日本の一年
人生のうた
ティーンエージャーのうた
心のうた
つぶやき
色々なうた
母親のうた
好きな言葉・文

「 母親のうた 」


(1)
母・妻・嫁・娘・・・妻・嫁・娘という字の中にある”女”はハッキリ見えるのに
母という字の中の”女”は隠れていて、表だって見えないんだね


(2)
娘は、こんなふうに育ってほしい
息子は、こんなふうに成長してほしい
望みは絶え間ない・・・
無事に生まれてきますようにと願っただけなのに・・・


(3)
ダメ!ダメ!ばかりでは、元気が出てこない
母親が自分自身のことも、わが子のことも
今はこれでいいんだって思うところから再出発する


(4)
母親だって泣いちゃうときもあるさ
わが子の前で涙があふれ出ちゃうときもある
そしたら次は
いっぱい、いっぱい笑顔を見せてあげればいいんだ


(5)
カッとなって子どもに怒鳴ったあと
すぐに自己嫌悪に陥る
必ず、どっと疲れる
「怒鳴ってゴメン」って子どもに謝る
怒る前に一呼吸おかなきゃって自分に言い聞かせる
同じ事を何度も繰り返して、何度も反省して
ようやく母親として威厳ある叱り方が出来るようになってきた


(6)
子は、親から叱られるのを待っているときもあるよ
子が悪いことをしたときは、親がしっかり叱らないといけない
親がしっかり叱ってくれるまで、悪いことをしつづける子もいるよ


(7)
私は厳しい母親だ
わが子が小学生の頃、「 ごめんなさい 」と謝ってきても
それだけでは許さなかった
「 何が悪かったと思う? 」と必ず聞いた
ジーッと考えるわが子を私もジーッと待った
「 そしたら、これからはどうすればいいの? 」と次に聞いた
再びジーッと考えるわが子を私もジーッと待った
「 分かったね 」と私が言って終る
わが子が「ごめんなさい」と謝ってから1時間はかかる作業だった


(8)
母親なんだよね〜
行き場のない怒りや悲しみを思いっきり子がぶつけられる相手は
母親は何が来てもしっかり受け止める覚悟をしてなきゃ


(9)
親は答えを出さない
子が自分で答えを探す


(10)
わが子の話を聞く
ただひたすら聞く
それが必要なときもある


(11)
同じわが子でも
長男、次男、長女、次女・・・
色々違うよね
その子その子の良いところを見てあげよう
母親がそうすることで、兄弟姉妹たちも
互いの良いところを認め合えるようになる


(12)
わが子の大きさや形を母親が決めてしまわない


(13)
わが子に対して母親が
無理していること
無責任でいること
無関心でいること
全部、子は感じ取っている


(14)
わが子には、
ストレスを与えないよう、無理はさせないよう、のんびりと育てよう
そう思うことも、母親が作った温室の世界で育てることになる


(15)
むずかしいな〜
子育ても『 いい加減 』、『 ほどよい加減 』が必要なんだと思うけど・・・
難しいな〜


(16)
母親のひだまりのような愛情で、わが子を包むことも大切
母親の時には厳しい愛情で、わが子を見守ることも大切


(17)
わが子をしっかり観察して、しっかり話を聞いて、理解する
その子の良いところを母親がちゃんと見つけてあげる


(18)
母親が子に与えたいものを与えて満足するのではなく
子が本当に望むものを与えただろうかと時々考えてみよう


(19)
結婚しても最初から子はいらないと決めている夫婦がいるらしい・・・
結婚しなくても子を産んで一生懸命育てている女性を私は応援したくなる


(20)
授かった子をどうしても産んであげられないときもある
悲しいけど水子にしなければいけないときもある
そしたら、その水子の供養をちゃんとしてあげよう
一度は自分のお腹に授かった子のことを一生忘れないでいよう
水子の供養をすること、水子を忘れないでいること
それが水子の母親としての務めだと思うから


(21)
産んだ子をどうしても自分では育てられないときもある
せっかく生まれた命なのだから
大切に育ててくれる人にお任せしよう
授かった命を産んであげた女性は生みの母親だ


(22)
母は子を育てる
妻は夫を育てる
母は子に育てられる
妻は夫に育てられる


(23)
完璧な母親って、どんな母親か分からないけど
たぶん私は死ぬまで完璧な母親にはなれないと思う
それでいいと思っている
一つ挙げるならば・・・わが子たちが大人になったとき
私の子で良かったって思ってくれればいいな


(24)
ダメなことはダメ
理屈抜きでダメなものはダメ!ってことが
この世にはある
それを子に伝えるのも親の役目


(25)
わが子の人としての土台を育てる
これは母親と父親の役目
学校の先生にお任せすることではないよ


(26)
私が子どもの頃から 母が折に触れて言うこと
「 質素で、礼儀をわきまえ、品良くあれ 」と
私は わが子に
「 華麗で、賢くあれ 」と付け加えている


(27)
私の曾祖母には武士の血が流れている
孫嫁である私の母は
「たとえ敵(かたき)でも、訪ねてきたら、お茶の一杯は出しなさい」
と教えられたそうだ


(28)
母親だって恋したくなっちゃう!
夫とはうまくやってるけど・・・
あるとき突然恋心が芽生えてくる!
その人の姿を見ると心がパーッと開く感覚
そのあと胸が少しキューッとする感覚
「おはようございます」って挨拶交わせたら
キャッホー!って心で叫んじゃう
まさか浮気なんてするつもりないよ
でも「恋する気持ち」は女磨きのサプリメント
摂取量間違えなければ
母親だって補うといい栄養成分かなって・・・


(29)
母親が「恋する気持ち」を多く取り過ぎちゃって
「恋に落ちる」と苦しいだけ
今まで築いてきたものを
壊してもいい程の恋なんて
そうはないかなって・・・


(30)
母親の悩みは誰が聞いてくれる?
この苦しみは誰が受け止めてくれる?


(31)
いずれ・・・
息子は男になる
娘は女になる




著作権は作者にあります。無断転載・コピーは禁止させていただきます。