瀬戸内寂聴
私も子供も大好きな、おすすめの児童文学・小説を、いろいろなテーマ別にご紹介します。 「おはなしの部屋」
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作者紹介
せとうちじゃくちょう

 1922年、徳島市生まれ。

 1943年、東京女子大学卒業。

 1957年に「女子大生・曲愛玲」を発表して以来「田村俊子」など
女性の伝奇小説を多数執筆。

 1973年仏門に入り、僧名・寂聴となる。

 京都市に寂庵があり、1987年岩手県の天台寺住職になる。

 1988年現代語訳「源氏物語」(全10巻)を完成させる



朝日出版社
「未来はあなたの中に」

日英バイリンガルの本です。
 産経新聞社が主催した「第20回かがやき未来塾」で、2000年10月24日に京都市下京区の市立小学校で講演したもの(2000年11月8日付、産経新聞に掲載)に英訳をつけて編集したもの。

 この本の中で「小学5、6年生から読んでほしいと思い源氏物語を訳しました」というようなことが書かれてあります。

講談社文庫
「源氏物語」全10巻

 小学6年の社会科授業で歴史を勉強しますよね。
歴史を学んでから読むと、もっと情景が頭に描きやすいと思います。
建物の造りや、着る物や身分など・・・
 物語のあちらこちらで歌が詠まれていますが、現代語訳が付いていて助かります。
 語句解釈や源氏物語系図も付いているので、物語の理解を一層助けてくれます!
 「源氏のしおり」という寂聴さんの説明文もあります!

講談社
寂聴おはなし絵本
「月のうさぎ」、「針つくりの花むこさん」、「おばあさんの馬」
「幸せさがし」

「源氏物語」上・下 (21世紀版少年少女古典文学館シリーズ)

 21世紀版少年少女古典文学館シリーズの「源氏物語」は、小学生高学年ぐらいから読めると思います。

 この21世紀版少年少女古典文学館シリーズは、全部で25巻あります。
 講談社からは、21世紀版少年少女日本文学館(全20巻)や21世紀版少年少女世界文学館シリーズもあります。
  ページの上部に詳しい説明や図、写真や絵があり、物語の時代背景や風俗、習慣などへの理解を深めることができます。
 難しい言葉には、行間に説明注があります。作品についての解説も収録されています。

『 21世紀版少年少女古典文学館 』 全25巻 (講談社)
(1)古事記
(2)竹取物語、伊勢物語
(3)落窪物語
(4)枕草子
(5)源氏物語(上)
(6)源氏物語(下)
(7)堤中納言物語、うつほ物語
(8)とりかえばや物語
(9)今昔物語
(10)徒然草、方丈記
(11)平家物語(上)
(12)平家物語(下)
(13)古今著聞集(ココンチョモンジュウ)ほか
(14)太平記
(15)能・狂言
(16)おとぎ草子・山椒太夫ほか
(17)西鶴名作集
(18)近松名作集
(19)雨月物語
(20)東海道中膝栗毛
(21)里見八犬伝
(22)四谷怪談
(23)江戸の笑い
(24)万葉集ほか
(25)おくのほそ道


(8)「とりかえばや物語」は、田辺聖子さんの現代語訳文です。物語も楽しいし、田辺聖子さんのあとがきも楽しいです。
 田辺聖子さんの「むかし・あけぼの 小説枕草子」(角川文庫)を20年以上前に読みました。おもしろかった〜って思った記憶があります。

(5)、(6)「源氏物語」は、P戸内寂聴さんの現代語訳文です。
 文庫版は長いので、小、中学生ぐらいの子は、このシリーズから読むといいかなって思います。

(13)「古今著聞集ほか」は、阿刀田高さんの現代語訳文です。
古今著聞集、十訓抄(ジッキンショウ)、沙石集(シャセキシュウ)は、説話集です。
 阿刀田高さんのあとがきを読んでから読むといいかなと思います。
 いろいろな説明文もためになります。
例えば、「ぶきみな絵師」に登場する良秀は、芥川龍之介の名作「地獄変」に登場する絵師と同一人物だそうです。

 私は随分前に、阿刀田高さんの短編を沢山読みました。
直木賞を受賞した「ナポレオン狂」や「ギリシア神話を知っていますか」などなど。怖くて、ちょっとエッチで・・・短編なのでドンドン読み進んでいきました。
阿刀田高さんの文章は”読みやすい”という印象があります。

(15)「能・狂言」
 能は難しいと思ってしまいます。能のあとがきに、
「外国人になったつもりで、『へえ、日本ではこういうことをやってるの。』、『日本というのは、こういう国なの。』という目でそれを見れば、たとえわからなくても、なんとなく不思議な感じがしてくるでしょう。そして、この『不思議な感じ』というのが、古典を古典として知るための、重要な手がかりになるはずです。」と書かれています。

 私は、狂言や雅楽の舞は実際に見たことがあります。
この現代文を読んで、機会があれば、能舞台も実際に見たいと思いました。

 狂言の方は、文が谷川俊太郎さん、絵が長新太さんです。
 狂言に登場する間のぬけた人たちの表情が、長新太さんの絵からも感じられて楽しいです。

 このシリーズは、詳しい解説付なので助かります。小学校高学年ぐらいから読めそうです。
 古典の授業のためや大学受験のためにも、小学生から読んでおくといいかなと思います。



 講談社文庫の「源氏物語」は、中学生または高校生から読めるかなあって思います。
 岩波少年文庫から他の古典文学が、中学生以上向けに出ています。
文庫で持ち運びに便利です。学校の朝読にもいいと思います。


岩波少年文庫
「今昔ものがたり」
大どろぼうの話、大きな鼻の和尚さんの話、いもがゆの話など
「今昔物語集」から、ふしぎで面白い39話が収録されています。

「古事記物語」  福永武彦 作
古事記をやさしく書き直したもの。
スサノオノミコトの大蛇退治、イナバの白ウサギ、海幸と山幸、
ヤマトタケルノミコトの冒険など、日本の神話が収録されています。
とても読みやすいです。
作者あとがきに、「できるかぎり、原文の調子をも残しておきました」とあるように、実際読んでみて、とても読みやすく、きれいな文章だなあと感じました。

「宇治拾遺ものがたり」








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