ルーマー・ゴッデン
私も子供も大好きな、おすすめの児童文学・小説を、いろいろなテーマ別にご紹介します。 「おはなしの部屋」
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ルーマー・ゴッデン
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作者紹介
 1907年、イギリス南部サセックス生まれ。4人姉妹。

 父が船会社に勤めていたため、赤ちゃんのとき一家はインドに移住。
大きな家でインド人の乳母に育てられる。
学校へも行かず、のびのび成長した。

 12歳のときイギリスの学校に入学。
イギリスの暮らしにも学校にもなじめず、苦しんだ。

 5歳から物を書きはじめ、15歳で詩集を自費出版(売れませんでした)

 1930年代インドに戻り、カルカッタでバレエ学校を開くかたわら、
創作活動をはじめる。

ようやく30歳をすぎ、小説「黒水仙」で認められた。

 「黒水仙」が映画化され、世界中に知られるようになる。

 1946年に出版された小説「川」は、ルノアール監督によって、
映画化された。

 1940年代後半、長女の出産を機に児童向けの第1作目「人形の家」を発表。

 ゴッデンは、人形や人形の家をテーマにした作品を10冊以上書いた。

 1998年、他界。


岩波少年文庫
「人形の家」 瀬田貞二 訳



評論社
「台所のマリアさま」
「ディダコイ」


福音館書店
世界傑作童話シリーズ 
「ねずみ女房」 石井桃子 訳


徳間書店
「おすのつぼにすんでいたおばあさん」
「すももの夏」
「ねずみの家」
「帰ってきた船乗り人形」


偕成社
「バレエダンサー」
「ラヴジョイの庭」
「ハロウィーンの魔法」




「人形の家」
 主人公は、人形の家に住む人形たちです。
それぞれの人形が、ちゃんと個性を持っています。
 その人形たちの持ち主である二人の少女も、この物語には欠かせない
役割を果たしています。
 物語が面白いのと瀬田貞二さんの日本語訳が読みやすいので、どんどん読み進んでしまいました〜。


「帰ってきた船乗り人形」
 これは、ゴッデンが初孫のマークという男の子に書いた作品です。
 イギリスの地図が最初に出てきますが、物語の中でもウェールズのこと、スコットランドのタータンチェックのこと、クリケットやシェイクスピアなど
イギリスの文化や生活のことについて色々出てきます。


「ラヴジョイの庭」(1955)
 第2次世界大戦が終わって間もない頃のロンドンが舞台。
 ラヴジョイという母親に捨てられたような少女を中心に物語が展開していきますが、最初は大人たちばかり登場してきます。
”本当に児童文学小説かな?”とも思いました。
 読み終わって、やはり登場してきた大人たちの物語でもあると思いました。
長編小説です。
私はサッと読んでしまったので、たぶん、ちゃんと内容を理解していないと思います。もう一度、じっくり読んだほうがいいのでしょうが・・・。
 ルーマー・ゴッデン自身の本「おすのつぼにすんでいたおばあさん」
の話も登場します。
 場面が突然変ったりもするので、おすすめの読む時期は中学生以上です。
 カニグズバーグの作品の中でも「ジョコンダ夫人の肖像」と同じような位置にあるゴッデンの作品に感じました。


「ハロウィーンの魔法」
 日本語の本だと主人公がセリーナという少女のようにも感じますが、
原題が「Mr Mcfadden’s Halloween」と知ると、マックじいさんの方が
主人公として書かれたのか〜と思います。
 村で嫌われ者の気むずかしいマックじいさんとセリーナとの出会いから、
人と人とのつながりが深まっていく様子が感じられる物語です。
 偕成社チア・ブックスから出ているのは日本人の画家の挿絵が使われていますが、原版はどんな挿絵かなあとふと思いました。


「ねずみの家」
絵本より少し長い話かな・・・ぐらいの童話です。
一人で読みはじめのころに読めると思います。


「ねずみ女房」
これも短い童話です。
でも内容的には、大人も考えさせられるテーマだと思います。
もちろん、子どもたちが楽しく読める童話です。




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